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ディランの詩 [BOB DYLAN]

『LIFE 井上陽水 ~40年を語る~』 <4回シリーズ>
教育テレビ 8月24日(月)~27日(木) 後11:00~11:54

8月24日(月) 第1夜「~石炭 ビートルズ 氷の世界~」
8月25日(火) 第2夜「~麻雀 亡き人々 最後のニュース~」
8月26日(水) 第3夜「~不思議な素顔~」
8月27日(木) 第4夜「~少年時代 ディラン 創作~」

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昨日まで、やっていました。
井上陽水が好きで、アルバムを聴いたわけでもないのだが
ずっと見ていました。

昨日は、ディランの詩に影響を受けたことをやっていた。



「I want you」

罪深い請負人が
ため息をつき
寂しい手回しオルガンが泣く
銀のサクソフォンが
オレは君を
断るべきじゃないと言い
割れたベルと色のあせたホルンは
オレの顔に軽蔑を
吹きかける
でもそうじゃないんだ
君を失うために
生まれてきたんじゃない
君が欲しい
すごく欲しいんだ

と訳している人もいるが(「オレの歌詞和訳」より)
ワタクシのCDの歌詞カードには

罪ある葬儀屋はなげく
さびしいオルガン弾きは泣く
銀のサクソフォンはいう
きみをことわるべきだと
ひびわれた鐘と洗いざらしのホルンは
俺の顔に軽蔑を吹きつける
でもそんなふうに
君を失うために
おれは生まれてきたんじゃない
きみがほしい
きみがほしい
とてもほしい

最後は同じだけど、全然訳し方が違うところがある。
全く逆のことに訳している箇所がある。
I should refuse you
の訳し方だ。

方や「オレは君を断るべきじゃないと言い」
方や「きみをことわるべきだと」
翻訳ソフトに入れると
「私はあなたを拒否するべきです。」となる。

The cracked bells and washed-out horns
「洗いざらしのホルン」はおかしいよな。
ジーンズじゃあるまいし。
「horns」は楽器のホルンでなく、角の方?
「washed-out horns」で翻訳すると「洗いざらしの角」
となるが、「washed out」と単語を分けると「洗い落とされる」
となるので、「色あせた」が合っているのかな?

ちなみに、陽水さんは、この歌詞を「葬儀屋」の方で
語っていました。
そして、いろいろ小難しいことを最初に語っても、結局
最後は「I want you」なんです、と。

今まで、ディランの歌詞を思い浮かべて聴いたことなんて
ない。
幸い、彼のレコードやCDはすべて国内盤で持っている。
歌詞カード片手に聴いてみます。

The guilty undertaker sighs,
The lonesome organ grinder cries,
The silver saxophones say I should refuse you.
The cracked bells and washed-out horns
Blow into my face with scorn,
But it's not that way,
I wasn't born to lose you.
I want you, I want you,
I want you so bad,
Honey, I want you.


Blonde on Blonde

Blonde on Blonde

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 2004/06/01
  • メディア: CD



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コメント 2

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mako

こんばんは。

わたしもみてましたよー連日。
英文だけみるとどう考えても「〜べきだ」に読めますが、
うらよみがあるのかしら? ホルンは「色褪せた」というより
ツヤとか磨きが消えてくたびれたイメージが浮かびますね。
毎晩ぼーっとみていた中で、ゲイねたのところで爆笑しました。
やっぱ陽水さんはおもしろいですね。

by mako (2009-08-28 20:00) 

ゴーゴー

makoさん、こんばんは。
実は、密かにコメントを期待しながら書いて
おりました。(^_^.)

断るべきなのに、君を失うために生まれてきたんじゃない、が意味不明ですよね。
まあ、最後は結局「I want you」ですからね。

ワタクシもゲイネタは爆笑でした。
言われて見れば、まさしく、そっちの方ですもんね。(笑)
by ゴーゴー (2009-08-28 20:31) 

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