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僕ちゃん、将棋のアマ初段です。
指すのも好きだけど、プロの将棋界も好きです。
応援しているのは谷川九段。

先日、ＮＨＫで羽生三冠のことをやっていて見ました。
僕ちゃん、羽生三冠はあまり好きではありませんでした。
理由は、強すぎるから。
一時、将棋界の七つのタイトルをすべて同時に獲得したことで社会面でも紹介されたのでご存知の方も多いと思いますが。
しかし、その後タイトルを次々に奪われ、一時は一冠にまでなったのですが、再び三冠まで復帰してきたことで、その間の将棋に対する考え方などを放送していました。

プロの将棋っていうのは、我々の縁台将棋とは全く違う次元なのよ。
僕ちゃんが思う現在のトップは、森内名人、羽生三冠、佐藤棋聖が超トップで、ちょっと置いていかれたか谷川九段、続くトップに藤井九段、丸山九段、続いて郷田九段あたりまでか。
渡辺竜王は、順位戦でＡクラスに入るまではトップと認めません。
そのクラスの人たちの将棋って指し手が会話だというんですね。
先日の放送でも「藤井九段の存在そのものを否定する手」などという表現がでてきた。
振り飛車党の藤井九段に対して、すごい手を指したのでしょう。
「なんだ、これは」と声を出した藤井九段が印象的でした。

また。森内対羽生戦でも羽生三冠が「なんだ、これは」と声を出したシーンが映し出されました。
ＮＨＫ杯でのテレビ棋戦では、対局者が声を出すことなどないのでビックリしました。
それと、全身全霊を懸けて次の一手を読む姿や、終局間近の手が震えながら駒を指すシーンなどを見せられて感動しました。
おしぼりで口を押さえながら指すのは、嘔吐を堪えていることもあるらしいです。

中学生だったか高校生でプロ棋士になった頃から羽生三冠を見ているので、なんか生意気そうな感じと思っていたのですが、僕ちゃんと彼は５歳しか違わないのね。
対局が深夜になり、無精ひげが伸びてきて将棋を指す姿を見て、僕ちゃんの羽生三冠に対する気持ちはちょっと変わりました。