陸前高田ボランティア・アゲイン [心と体]
今回は、8月1日、雫石中のボランティアスクールに、引率指導員という
立場で陸前高田に行ってきた。
雫石中のボランティアスクールといっても、主催はシズクイ市の社会福祉
協議会なのです。
そこで25人募集したのですが、学校側は60人以上送り込もうとしてきた。
今年からボランティアに派遣すれば、国か県から補助金が出るらしい。
それを使ってなんとか、という話らしいが、それとこれとは話が違う。
それは、学校行事としてやるべきことで、今回のボランティアとは違う話
でしょ。
要は、金は(補助で)出すから、生徒を連れて行って欲しい、自分たちは
(先生方)何もしませんけどね。
と、ボクは捉えた。
結局、2、3年生の40数人を引き連れて出発。
この日の陸前高田は雨でした。
カッパを着て草取り作業開始。
中学生のボランティア作業というのは、そういう作業しかやらせてもらえない
らしい。
http://www.3riku.jp/kanko/new/kenka-tanabata/kenka-tanabata_2012.html
陸前高田の有名なお祭り「けんか七夕」のメイン会場の桟敷席を作るところ
の草取りというのが今回のミッションでした。
2年生と3年生にグループを分けて、ボクは3年生を引率。
そもそも、ボランティアというものは、強要されるものではなく、自分の意思
で行うものです。
自己完結が鉄則なのです。
しかし、彼らは、ボランティア保険、昼食、飲み物、おやつまでスクールの
予算で払ってもらってやってきているのです。
それなのに、中にはふざけて作業をしない生徒が数人いました。
一、二度、きつい口調で生徒を注意。
遊びに来ているんじゃねえんだよ!
この方は、休憩時間に女子中学生を笑わせるためにこのような
格好をしているのです。(汁)
一応、大人なのでオンとオフの切り替えはきちんとします。
午前中の後半はグダグダになりながらも、なんとか作業終了。
午後は、広田半島に移動して、使っていない畑の草取りということで移動!
ここで素朴な疑問。
今の時期、使っていない畑というのは、今から草取りをして何か植える
ものはあるのかな?
一緒に来ていたボランティアスタッフで家業が農家のMさんに尋ねます。
「大根、白菜、キャベツとかかな?」
「でも、この土、畑の土じゃないですよ」
ボクたちをその場に連れてきた復興センターの関係者に尋ねると
「ここは、グランドゴルフ場があったところです。」
「海から近いので、むこう5年はどうなるか分かりません。」
と、きたもんだ。
やってられねーじゃ!!
結局、今、草むしりしたって、その後も放置される場所ですよ。
なんの意味があるのか?
しかし、中学生の手前、黙々と作業をするしかなかった。
中学生たちも、これはおかしい、と気が付いたようで、さっぱり
作業しないやつはやらない。
それでも、注意して作業はやらせなければならない。
ちょっと、陸前高田のサポートセンターには「どうよ?」という気持ちで
一杯になりました。
以下は、翌日FBにアップしたコメントです。
雫石中の昨日の陸前高田でのボランティア活動が、岩手日報に取り上げられていました。
引率指導員として参加して、問題も感じました。
生徒の選択。
はたして、この生徒たちは自分の意思でボランティアに来たのだろうか?という生徒も。
ここは、思い出作りの場所ではありません。
本来、ボランティアは自己完結です。
ボランティア保険、昼食代、飲み物、おやつまで出してもらって来ているのですから、
中学生だからという甘えは許されないと思うのです。
もう一つは、受け入れ側。
中学生のボランティア活動は、草取り程度の作業しかないそうです。
だからといって、午後から行って作業した場所は、はたして草取りした意味があるのだろうか?
という場所でした。詳しいことは割愛します。
どうしても知りたい方はメッセージください。
来年度以降も継続するのであれば、雫石町ボランティア推進委員として意見を述べるじゃ。
俺にとって、ボランティアに派遣すればお金の援助がでるからとか、学校の実績になるから
という次元の話はウ●コなんで。
せっかく行くなら、やった甲斐があって、後から、ここは、僕たちがボランティアしてこうなった
場所なんだよ、って言えるようなことをさせてあげたい。
立場で陸前高田に行ってきた。
雫石中のボランティアスクールといっても、主催はシズクイ市の社会福祉
協議会なのです。
そこで25人募集したのですが、学校側は60人以上送り込もうとしてきた。
今年からボランティアに派遣すれば、国か県から補助金が出るらしい。
それを使ってなんとか、という話らしいが、それとこれとは話が違う。
それは、学校行事としてやるべきことで、今回のボランティアとは違う話
でしょ。
要は、金は(補助で)出すから、生徒を連れて行って欲しい、自分たちは
(先生方)何もしませんけどね。
と、ボクは捉えた。
結局、2、3年生の40数人を引き連れて出発。
この日の陸前高田は雨でした。
カッパを着て草取り作業開始。
中学生のボランティア作業というのは、そういう作業しかやらせてもらえない
らしい。
http://www.3riku.jp/kanko/new/kenka-tanabata/kenka-tanabata_2012.html
陸前高田の有名なお祭り「けんか七夕」のメイン会場の桟敷席を作るところ
の草取りというのが今回のミッションでした。
2年生と3年生にグループを分けて、ボクは3年生を引率。
そもそも、ボランティアというものは、強要されるものではなく、自分の意思
で行うものです。
自己完結が鉄則なのです。
しかし、彼らは、ボランティア保険、昼食、飲み物、おやつまでスクールの
予算で払ってもらってやってきているのです。
それなのに、中にはふざけて作業をしない生徒が数人いました。
一、二度、きつい口調で生徒を注意。
遊びに来ているんじゃねえんだよ!
この方は、休憩時間に女子中学生を笑わせるためにこのような
格好をしているのです。(汁)
一応、大人なのでオンとオフの切り替えはきちんとします。
午前中の後半はグダグダになりながらも、なんとか作業終了。
午後は、広田半島に移動して、使っていない畑の草取りということで移動!
ここで素朴な疑問。
今の時期、使っていない畑というのは、今から草取りをして何か植える
ものはあるのかな?
一緒に来ていたボランティアスタッフで家業が農家のMさんに尋ねます。
「大根、白菜、キャベツとかかな?」
「でも、この土、畑の土じゃないですよ」
ボクたちをその場に連れてきた復興センターの関係者に尋ねると
「ここは、グランドゴルフ場があったところです。」
「海から近いので、むこう5年はどうなるか分かりません。」
と、きたもんだ。
やってられねーじゃ!!
結局、今、草むしりしたって、その後も放置される場所ですよ。
なんの意味があるのか?
しかし、中学生の手前、黙々と作業をするしかなかった。
中学生たちも、これはおかしい、と気が付いたようで、さっぱり
作業しないやつはやらない。
それでも、注意して作業はやらせなければならない。
ちょっと、陸前高田のサポートセンターには「どうよ?」という気持ちで
一杯になりました。
以下は、翌日FBにアップしたコメントです。
雫石中の昨日の陸前高田でのボランティア活動が、岩手日報に取り上げられていました。
引率指導員として参加して、問題も感じました。
生徒の選択。
はたして、この生徒たちは自分の意思でボランティアに来たのだろうか?という生徒も。
ここは、思い出作りの場所ではありません。
本来、ボランティアは自己完結です。
ボランティア保険、昼食代、飲み物、おやつまで出してもらって来ているのですから、
中学生だからという甘えは許されないと思うのです。
もう一つは、受け入れ側。
中学生のボランティア活動は、草取り程度の作業しかないそうです。
だからといって、午後から行って作業した場所は、はたして草取りした意味があるのだろうか?
という場所でした。詳しいことは割愛します。
どうしても知りたい方はメッセージください。
来年度以降も継続するのであれば、雫石町ボランティア推進委員として意見を述べるじゃ。
俺にとって、ボランティアに派遣すればお金の援助がでるからとか、学校の実績になるから
という次元の話はウ●コなんで。
せっかく行くなら、やった甲斐があって、後から、ここは、僕たちがボランティアしてこうなった
場所なんだよ、って言えるようなことをさせてあげたい。
センセイたちやキョーイクイインカイって
ホンマにイインカイ???って思いますねぇ。。。
世間知らずというか世界が狭いというか・・・・(@@;))
by 獏 (2013-08-06 07:56)
獏さん
まあ、先生を一括りにしてはいけないのですがね。
自分たちも汗を流そうよ、とは言いたい。
by ゴーゴー (2013-08-06 09:13)