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FREEといえばアニマル・ケンなのだ [ブリティッシュロック]

ボクはこう見えて(どう見えて?)バンドマンだったのだ。
主にギターを弾いていた。

そのあまりある才能で、ブライアン・ジョーンズみたいに、ベース、キーボード、
アルト笛、ビアニカ、大正琴、トランペットなどもやりましたが。

ボクが高校生の頃に入り浸っていた喫茶店がありました。
中三デパートのタクシー乗り場側の向かいにあった「ティンカーベル」っていう
店でした。
そこのマスターは、バンドをやっていて、コンテストにもよく出ていました。
スタジオでレコーディングもしていましたっけ。

ボクのバンドも、そのマスターのコネで、たまにライブに出させてもらっていました。

そのマスターに
「ゴーゴーちゃん、ギターやるなら、フリーのギターを聴かなきゃだめよ、ダメダメ」
と言われたのよ。

なんすか、フリーって?
RCとストーンズとオーティスばかりのボクでしたから。

その喫茶店のマスターは、アニマル・ケンと言う名前で活動していました。
アニマル・ケンに言われるままに、内丸の輸入盤ショップに行って買ってきたのがこれ
でした。

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フリーのアルバムがこれしか売っていなかったから、これを買ったのか、それとも、
これを買って聴けと言われたのかは記憶なし。

こいつら、こんなツラしやがって当時20歳前後でしたっけ?
ポール・コゾフの野郎、ふざけるな!ってね。

iphone/image-20150312213339.png

なんか湿っているのよね。
カラッとしていない。



いやあ、今聴くとスンゲーカッチョイイよね。
16歳のゴーゴー少年は、またしてもピンと来ず。


Fire and Water

Fire and Water

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Island UK
  • 発売日: 2003/06/17
  • メディア: CD



再びFREEを聴くようになったのは、40を過ぎてから。
アニマル・ケン氏とは単車の免許を取ってから一緒にツーリングに行きました。
店を菜園に移してバーみたいにしてからは疎遠になり、亡くなったらしい、という
噂を聴いてから10年近くになるでしょうか。

image-20150313085826.png

今でも、このレコードを聴くたびに、アニマル・ケン氏のことを思い出すのでした。


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コメント 4

獏

このFire&waterもいいけど
Wishing Wellが入っているHeartbreakerも最高じゃよ☆
嗚呼~ポール・コゾフも渋いが
獏が好きなのは山内テツだわさ(@w@;))))

by 獏 (2015-03-13 19:31) 

ゴーゴー

獏さん
Heartbreakerは、別バンドと言う説を聞き
聴いたことがありません。(^^;;
ロック探求の旅は、果てしないですね。
by ゴーゴー (2015-03-13 23:17) 

DEBDYLAN

友人が好きだったんでレコード借りて聴いてたなぁ。
ホント、年齢にビックリしたんだよね^^;
「ALL RIGHT NOW」の隙間の多いサウンド、カッコいいね!!

あっ、僕もバンドマンでした^^;

by DEBDYLAN (2015-03-14 23:27) 

ゴーゴー

ブラザー

太鼓持ちかな?( ´ ▽ ` )ノ

たぶん、この「間」をカッコ良いと思えるか
どうかが、ボクらのロックの共通点なのだろう
ね。
by ゴーゴー (2015-03-15 09:16) 

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