ロッドさん８８８円

ロック三大ギタリストはあるのに、三大ボーカリストというのは聞いたことがない。ミックジャガー、ロバートプラント、ロッドスチュワートを三大ボーカリストという人を見たことがあるが、あまり定説となっているわけではないと思う。ミックジャガーはストーンズ命なので聴きまくったし、プラントは今年ＺＥＰに目覚めて聴くようになった、しかし、ロッドさんはジェフベックグループの２枚くらいしかちゃんと聴いたことがなかった。僕ちゃんは、ロッドさんがボーカルをやっていた第一期ジェフベックグループより二期、ＢＢＡの方が好きだったのだが、最近ＣＤで聴き直すようになってから、第一期のロッドさんがボーカルをやっていた頃の良さを感じるようになってきたのだよ。それで、フェイセズも聴くようになったし、この初期のソロも買ってみた。なんたって、新品で８８８円と、お目出度い価格だったので。フェイセズの活動と平行して作られたソロだそうで、何曲かロンウッドとの共作になっている。最近のアメリカン・スタンダードのカバーで儲けているロッドさんには全く興味がないのだが、この頃のロッドさんはカッコイイ。もう少しフェイセズ時代とソロの初期を探求したいと思う。　　　　　　　　　

アイムセクシー

「スーパースターはブロンドがお好き」なんていうなんとも「いやはや」な邦題のアルバムを付けられたアルバムが流行っちゃったもんだから、ロッドさんのイメージって「流行チャラチャラ歌手」というイ メージがあってソロアルバムはアンプラグドライヴしか持っていない。それもロン・ウッドとの共演だったから買ったようなもんで。なんかミーハーぽくっていやじゃん。でも、ホントはロッドさんはカッコイイねえ。昨夜はジェフベックグループの「Truth」を聴いてから連荘でフェイセズの「snakes and ladders」を聴いた。ジェフベックグループ時代はやっぱりジェフベックがメインでギタービンビンだから、ロッドさんも萎縮しているのかなあ？フェイセズの方が声に元気があるような気がする。まあ、フェイセズ自体が「元気モリモリあっけらかん陽気ですバンド」だからかもしれないが。後年ロッドさんはフェイセズに在籍しながらソロを出してヒットさせていて、フェイセズはロッドさんのバックバンドみたいな感じだったらしい。結局、ロッドさんはソロ活動専念、ロンはストーンズ加入のためにさっさとフェイセズは解散しちゃうんだけど。